枕草子
ビギナーズ・クラシックス
日本の古典
きれいな日本語を読みたいと思って本屋をブラついていたら、これを発見。
現代語訳と原文が載っているので、古典嫌いの私でもオーケー。
学生時代、古典、特に古文が大嫌いで、辞書をひきながら「大昔の文章をわざわざ苦労して訳して、何になるんだろう。。」とひねくれた考えを持っていました。
れ・れ・る・るる・るれ・れよ
とか!!
キタキツネでも呼ぶのか!?
風邪でもひいたのか!?
なんて。
これを呪文のように唱え続ける意味を見いだせなかった高校時代。
そんな感じで今に至るわけですが、なんとなく読んだらおもしろい。
多分、枕草子って、平清盛より少し前くらいの話だと思うのですが、その時代の生活だったり人間模様を感じられるのがいい。
読み終わって思うことは、学生の時も、こういう入り方してたらもっと楽しく勉強できてたんじゃないかと。
詰め込み詰め込みで、学びを楽しむというよりテストでいい点取るための勉強というか。
そんなのだからテストが終わると頭の中は空っぽで(笑)
だったら当時の生活と今の時代の生活とを比べてみたり、人間の心理が今と似ているところがあることが知れたら、もっと身近に感じることができたんじゃないのかなぁ、なんて思ったり。
そんで、その上で原文読むと、すごくリズムがよかったり、言葉の流れがきれいだったりで。
いろんな方が口語訳で出されているようなので、同じ枕草子でも少し違う枕草子が読めるのかなぁ、と思いました。
こちらの本は私のような初心者にはすごくいいです。
仕事行く前にMJを見て気づいたこと。
岡田さんがシャツを何度かしまおうとするのになかなかしまえず。
だったら、しまってる方を出しちゃったらいいんじゃないか!!
と思いました。